「CIRP」と「一般社団法人CIRP JAPAN」について
CIRP [ The International Academy for Production Engineering ]
略称:CIRP(シルプ,シーアイアールピー)
Collége International pour la Recherche en Productique;フランス語名の旧称より
Collége International pour la Recherche en Productique;フランス語名の旧称より
詳細はCIRP本部の規約 (https://www.cirp.net/about-cirp/history-col-250/internal-regulations.html)をご参照ください.
英語 | The International Academy for Production Engineering |
フランス語 | Collége International Pour La Recherche En Productique |
ドイツ語 | Collége International Pour La Recherche En Productique |
CIRPの設立趣旨と目的
CIRPの目的は,生産技術に関する研究,開発の推進をめざし,研究者相互で研究計画を検討しその成果を交換し合うことにある.毎年1回世界各国持ち回りで開催する総会(General Assembly)で論文発表と質疑が行われ,論文集CIRP Annalsを出版している.また毎年2月にパリにおいて冬季会議(Winter Meeting)では複数の科学技術委員会を中心に研究交流を行っている.なお,事務局は設立以来パリにおかれている.
日本とCIRPの関係
1960年に益田森治氏(東京工業大学教授)がO.Kienzle(ドイツ),P.Nicolau(フランス)の紹介で正会員に入会したのがCIRPと日本の結びつきの始まりである,1963年10月に「一般社団法人CIRP JAPAN」の前身である「CIRP国内委員会」が結成され,国内活動ならびに対外活動が盛んになった.なお,「CIRP国内委員会」は,1966年より,社団法人精機学会(現 公益社団法人精密工学会)への設置が認められた.
一般社団法人CIRP JAPANの設立趣旨と目的
一般社団法人CIRP JAPANは,国際的学術組織であるCIRPの日本における連携組織であり,日本の生産科学・生産工学における諸問題の解決を図ると共に,生産科学・生産工学に関する学術の発展,研究開発の推進,人的ネットワークの構築,高度人材の獲得と育成を実現することを目的としている.なお,一般社団法人CIRP JAPANは,上述の任意団体であったCIRP国内委員会の法人化への移行により,2018年2月9日付で法人として認定された.